Vertical root fracture
歯が割れたので抜歯と診断された方へ
歯の痛みと歯が割れていることの関係性

根管治療をして治らない、腫れて痛いと患者様から申告した際、一般的な歯科では、割れていると判断して抜歯をすすめられるケースがあります。
しかし、実際は、根管治療をした歯が割れたとき、ほとんどの場合症状はありません。ですので、歯が割れているかは、症状により判断することはできません。
歯が割れているかは、直接ヒビを目で見ることが最終診断となります。
予防と治療について
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01
歯の割れているかの確認
精密な診断を行える環境がそろっていることが重要です。マイクロスコープなどの拡大視野を得られる設備が必要です。
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02
歯が割れないための予防
再治療を繰り返さない事が一番の予防です。
最初の根管治療を「専門性の高い歯科医師」が担当することが重要なのです。 -
03
歯が割れていた場合の処置
もし歯が割れてしまった場合については程度によって処置が異なります。
専門医が根管治療した場合は再根管治療をすることはありません。
被せものなどはそのままの状態でできるので、上の歯質部分を失うことが少なくなることもあり、ご自身の歯の生存率があがるのです。
割れているかどうかの診断が重要

一般的な歯科では、根管治療で治らなければ、“割れているかもしれない”という予想から、「抜歯しかない」、という判断をされがちですが、当院では、CTやレントゲンを使用し、視認での確認を必須として、精度の高い診断をしっかりと行います。
なぜならば、正確な診断ができなければ、その後の治療計画も正しく練れないからです。
奥歯が割れているかどうか直接の確認が大切です
しかし、実際割れているかどうかを確認しようとしても、レントゲンには映らないため、マイクロスコープなどの精密機器を通して、直接的に確認しなければなりません。この直接の確認がないと「(歯が割れていないのに)歯が痛む=割れているかもしれないので抜歯しよう」診断される可能性もあるのです。
それくらい「憶測で診断するのは危険」なのです。
歯が割れていた場合の処置
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頭から割れている状態
割れが歯冠部にとどまっている場合は、その歯を保存する価値は十分あると言えます。リスクも踏まえて、患者様と相談して方針を決めていきます。
もし歯が歯が割れていた場合の処置としては前述の2通りとなります。
逆に言えば、割れていなければ、抜歯ではなくその状況則した処置になります。
抜歯後の修復物に関しては、かかりつけの歯科医院様でご相談いただき、適切な処置を受けていただくようお願いいたします。 -
歯の根から割れている状態
予後はあまりよくありません。それを踏まえて、保存するかどうかを患者様と相談して方針を決めていきます。根が割れていると痛みが残ってしまうということはありません。
